当時は珍しかった、ハーフのモデル・俳優。
長身で深い堀のある瞳、いわゆる「甘いマスク」の俳優・草刈正雄さん。
長きに渡り俳優として第一線で活躍をしている草刈正雄さんですが、年齢を重ねて70代になりました。
そんな草刈正雄さんに
最近見ないけれど何をしているの?
という声が囁かれています。
そこで今回の記事では、草刈正雄さんを最近見ない理由、家族構成、現在の活動内容を調べてみたいと思います。
草刈正雄を最近見ない理由は?
草刈正雄さんを最近見ない理由は、
年齢的な部分などもあり、仕事数をセーブするようになってきたため
であると考えられます。
若かりし頃は抜群にイケメンモデル・俳優だった草刈正雄さんも、
という年齢になりました。
渋さと甘さを併せ持った端正なルックスからは想像できない部分もありますが、70代になっていたのですね。
60代後半になった2020年3月には新型コロナウイルスの拡大も重なり、当然ながら、年齢的な部分も含めて活動の自粛もありました。
草刈正雄さんのドラマの出演履歴を調べてみると
となっています。
出演内容も、レギュラー出演というよりはゲスト出演的なものが主流でした。
新型コロナウイルスがひとつのキッカケになった可能性もありますが、年齢に応じた働き方にシフトして、ふと足を止めて人生を見つめ直す機会を持ちたかったのかもしれません。
その背景には以下2つの大切な人の死があったのではないかと考えます。
この点は、次の家族構成のパートでご紹介します。
草刈正雄の家族構成は?
草刈正雄さんの家族構成は、
- 自身の母・スエ子さん
- 妻・大塚悦子さん(元女優)
- 長女・草刈紅蘭さん(モデル)
- 次女・草刈麻有さん(女優)
- 長男・YUSHIさん(ミュージシャン)
となっています。
それぞれ見て行きましょう。
母・スエ子さん
母子家庭で育った草刈正雄さんを、厳しく丁寧に育てた昭和の強き女性である母スエ子さん。
昼も夜も仕事に明け暮れ、
という強い信念で、草刈正雄さんを育てました。
貧しい想いはさせまいと、
という逸話もあります。
草刈正雄さんは芸能界に入って以降、地元福岡県からそんな母親を呼び寄せ同居していました。
スエ子さんは77歳になった2010年に脳梗塞で亡くなりましたが、当時も草刈正雄さん家族と同居していたそうです。
妻・大塚悦子さん
妻である大塚悦子さんは元モデルで女優。
悦子さんは結婚を機に家庭を守るために仕事を辞め、現在も専業主婦として草刈正雄さんを支えています。
長女・紅蘭さん
草刈正雄さんと大塚悦子さんが結婚した1年後の1989年には、長女の紅蘭(くらん)さんが誕生しています。
紅蘭さんはモデルやタレントとして活動していて、2014年には父・草刈正雄さんと初共演も果たしています。
しかし、RYKEYさんが知人への暴行で現行犯逮捕されたことを受け、2019年に離婚。
現在はシングルマザーとして、一人娘を育てています。
次女・麻有さん
長女・紅蘭さんが誕生した4年後の1993年、次女・麻有さんが誕生しました。
麻有さんは、女優として活動しています。
主な出演作品は、以下の通りです。
- 3年B組金八先生(森月美香 役)
- 相棒16 第10話(小島麗華 役)
- 連続テレビ小説ちむどんどん(大里悦子 役)
朝ドラにも出演していただなんて、ビックリですね。
ただ、父・草刈正雄さんのように、第一線で活躍しているとは言い難い現状です。
長男・YUSHIさん
長男・YUSHIさんは、1992年に草刈家の長男として誕生しました。
職業はミュージシャンで、
として活動していました。
ZUTTOZULETELLZには、ダウンタウン・浜田雅功さんの長男でベーシストのハマ・オカモトさんも所属していたというから驚きですよね。
しかし、個人としてもバンドとしても「これから」という時に事件が起こります。
YOSHIさんは2015年、
父・草刈正雄さんの個人事務所の窓から階下に転落するという悲運によって、23歳で命を落とした
のです。
当時は、事件と事故の両方で捜査されたようですが、事故死ということで終着しています。
草刈正雄の現在の活動内容を紹介!
最後に、草刈正雄さんの現在の活動内容をご紹介します。
草刈正雄さんは、
現在も俳優として活動中で、年に数本ではあるもののドラマや映画、トーク番組などに出演中
です。
身体などに無理のないような出演数に保ちながら、俳優業を継続しているようですね。
最近のお仕事の中で大きなものは
だと思われます。
この番組は、家族の歴史を紐解き、表に出ていなかった家族の事実を解明するというドキュメンタリー番組です。
法人が関わることで、個人では不可能だった家族の追跡が可能になる壮大な番組として有名ですね。
草刈正雄さんの父親は、アメリカ軍人で朝鮮戦争(1950年)で戦死したと言われていました。
しかし、番組によって以下の事実が明らかになります。
・草刈正雄さんの父親は実際には生きていたこと
・父親は日本からドイツに従軍、現地で結婚して2013年まで生きていたこと
・父親には息子が生まれたが、その息子は亡くなってしまったこと
・草刈正雄さんの父の家族が、スエ子さんと正雄さんを心配して、日本に何度も仕送りをしていたこと
・アメリカには97歳になった叔母がまだ存命で、叔母の子供(従兄)も生きていること
そして、草刈正雄さんは番組の一環で、叔母と従兄に会うためにアメリカに訪れ、感動の対面を果たしました。
当初は訪米を迷っていた草刈正雄さんでしたが、長女である紅蘭さんが強く背中を押してくれたといいます。
パパ、今行かないと(年齢的にも)絶対に行けなくなる。行くべきよ!
家族が、家族と出会うことを後押しするという素敵な絆ではないかと思いませんか。
そして、
草刈正雄さんが少年時代に想い焦がれていた家族が、ようやく繋がった瞬間は、涙なしには見られませんでした。
会ったこともない家族でしたが、いつも気にかけてくれていたことを知り、自らのルーツを知り、人生の終盤に大切なものを得た草刈正雄さん。
俳優として、人間として新しい一面が加わったことは間違いないでしょう。
そんな草刈正雄さんをこれからも応援していきたいですね。
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